UMLモデリング技能認定試験 L1 合格体験記

今回はUMTP UMLモデリング技能認定試験 L1についてです。

前提
非情報系大学出身で中の下くらいのスペックの筆者がIT資格をどのような経緯で受験し、どのような方法で学習し、その結果どうなったのかを、本音ベースで伝える。

受験の目的

弊社の教育方針のひとつに「入社3年目までにベンダ資格を2つ以上取得することが望ましい」というようなものがあります。自分が入社した頃はここまで厳しく言われることはなかったのですが、ちょうどこの頃(2016年頃)資格取得目標達成の厳格化が叫ばれてきており、その煽りを喰らう形で自分も何か取れよと上司に言われていたので、比較的簡単に受かるであろうこの資格を受験しました。受験時入社3年目はとっくに過ぎていたのですが…


受験状況

合格日:2016年9月
受験地:東京都千代田区秋葉原のテストセンター)
受験回数:1回
報奨金:1万円 + 受験料返還



筆者のスペックは以下の2016年9月ごろの状況を参照。 (https://y-sakurai-0112.hatenablog.com/entry/2022/01/14/004828)
海外向けのメカトロ開発に携わり1年程経過している状況です。
応用情報を受験した4月頃と同じく業務は忙しかったですが、その時と異なるのは学習せずとも楽勝で合格できる資格だったということです…

学習について

学習期間:試験2週間くらいから、その日によってやったりやらなかったり
学習場所:自宅
学習方法:サンプル問題、参考書

攻略法

自分にしては珍しく楽勝で合格できた資格なので特に攻略法らしい攻略法はありませんでした。正攻法で行くならば問題集一冊解くとかになると思います。

学習方法

以下に実際の試験のサンプル問題が公開されているので必ず目を通しておきましょう。
UMLモデリング技能認定試験アンプル問題)( https://umtp-japan.org/about_exam/exam_sample)

参考書

おすすめというわけではないですが、自分はたまたま新入社員研修で配布された以下の参考書を持っていたので、試験前に流し見する程度のことはしました。



イチから問題集を学習するのであれば以下が無難だと思います。(本当は"黒本"と呼ばれる定番の問題集を推したいのですが入手が難しくなっているようなのでこちらにしました)



合格してみて

合格のために勉強して知識を得るというよりは、これまでの開発経験で得た知識や経験で合格したという感じです。このレベルであれば開発者の一般知識の範疇で収まるかと。
新たに得た知識は特になかったですが、報奨金と"ベンダ資格に受かった実績"を得ることはできたのでこれはこれで…
合格報奨金などがある企業の若手の方は受けてみても良いかも。
なおL2以降の試験はUMLばっかり詳しくてもなぁ…という感じであまり得るものがなさそうと判断したため受験の予定はありません。