ITILファンデーション 合格体験記

今回はITILファンデーション試験についてです。


前提
非情報系大学出身で中の下くらいのスペックの筆者がIT資格をどのような経緯で受験し、どのような方法で学習し、その結果どうなったのかを、本音ベースで伝える。

受験の目的

情報処理、技術系のベンダ資格と色々取ってきましたが、2020年くらいからマネージャーの道へ進むことを上司から期待されるようになってきました。そこで、"何となくマネジメントの勉強してます感"を出しつつ報奨金をgetするためにITILの受験を計画しました。

受験状況

合格日:2020年12月に合格
受験地:東京都千代田区秋葉原のテストセンター)
受験回数:1回
報奨金:1万円(受験料は会社負担)


筆者のスペックは以下の2020年12月ごろの状況を参照。 (https://y-sakurai-0112.hatenablog.com/entry/2022/01/14/004828)
海外向けのメカトロ開発に携わり6年弱経過している状況です。
コロナ禍継続中ですが、国内も顧客である海外もある程度活動が制限されてきており、夏頃よりは日々の作業は増えていたと思います。とはいえ例年よりはだいぶ暇でしたが。


学習について

学習期間:試験1週間前くらいから、ほとんどやってません
学習場所:自宅
学習方法:Web問題集

攻略法

大して勉強していないというのが正直なところです。
今まで受験した資格の中では情報セキュリティマネジメントの次、2番目に簡単だと感じました。
学習にはPing-tという無料のWeb問題集が便利です。ここの問題を適当に解いたうえで本番に臨みました。
Ping-t (https://ping-t.com/)

合格してみて

非常に簡単な試験でした。リーダーでなくとも、開発要員として設計、開発、テスト、リリース、維持管理などの工程を経験したことがあれば楽勝で合格できると思います。その程度の資格ですから、これを取ったところでマネジメント力の証明になるとは言い難いと思いますが、何かそれっぽい資格を取得しようという人や報奨金が出る企業の方にとっては狙い目だと思います。
ただ、受験料が35200円というとんでもない価格なのでそこには注意してください。弊社では合格すれば会社から受験料が返金される制度がありましたが、不合格の場合返ってこないので、絶対に不合格だけは避けなければ、というプレッシャーはありました…