アニメ個別で記事を書くなんてことは長いことしていなかったのですが、掲題の通り、12話のオーディション結果があまりにも強烈だったので筆を執る。
自分は原作未読で結末も知らなかった(それでも、久美子がソリを勝ち取るのだろうというある意味予定調和な結末を想定していた)ので、原作改変してまでこの展開に持っていったのには悪い意味で衝撃を受けた。
これ、本当に納得できる結果か?
これは美しい涙か?
1期から9年待ってこのオチ、受け入れられるか?
脚本家は自我を出すな、忠実に原作を再現しろ。
そこまで言い放てるレベルで改悪以外の何物でもないという感情、失望。
それしかなく、大した人生経験もないオタクがこんなもんを美談として持ち上げてるのは正気か?
最後の最後で久美子と分かりながら1番を選ぶ麗奈の気持ちは分らんではないものの、こんなん一生根に持つだろうしリアルにこれだったら高校卒業でもうこれっきりの関係でおしまい、そんくらいリアリティを持たせて欲しい。
3期はとにかく黒江真由が嫌で嫌で、この時点であまり良いものではないと体感していたのだが、話が進むにつれ「これは視聴者のヘイトを一手に引き受ける嫌なキャラとして描いているのだ」とある程度割り切ってはいたものの、今回の展開を見ていやこいつ本当に嫌なだけなキャラで何も残さなかったなと少し同情しました。
1期のオーディションあたりのギスギス感はとても好きだったのだが、こう脚本都合で生み出されたぽっと出のキャラクターにかき回されるだけかき回されて終わっていく、こんなもん認めてたまるか。
明確に株を上げたのは久石奏くらいなもので…
作り手には常にリスペクト、コンテンツを提供していただいてありがとうのお気持ちは忘れたことはないのですが。ユーフォ3期、あまりにお粗末でした。