MCPCモバイルシステム技術検定試験2級 合格体験記

今回はMCPCモバイルシステム技術検定試験2級についてです。

前提
非情報系大学出身で中の下くらいのスペックの筆者がIT資格をどのような経緯で受験し、どのような方法で学習し、その結果どうなったのかを、本音ベースで伝える。

受験の目的

これはシンプルに「お小遣い稼ぎ」と「やってる感」を出すためです。モバイル開発とは当時無縁でしたが、弊社の報奨金対象資格となっている簡単そうな資格だったという理由だけで選びました。
当時は"5G"というキーワードはなかったですが、"IoT"とかがトレンドでしたので、それにかこつけて強引に受験してみました。



受験状況

合格日:第26回試験にて合格(2018年6月)
受験地:東京都文京区
受験回数:1回
報奨金:1万円 + 受験料返還



筆者のスペックは以下の2018年6月ごろの状況を参照。 (https://y-sakurai-0112.hatenablog.com/entry/2022/01/14/004828)
海外向けのメカトロ開発に携わり3年程経過している状況です。
2018年1月よりプロジェクトリーダー(以下PL)を務めつつ、人員不足により開発も兼任しています。前任のPLがとにかく何も管理できていなかったので、その尻拭いや新体制の確立など、このプロジェクトに来てから一番忙しく、色々考えなければいけなかったのがこの時期でした。



学習について

学習期間:試験1週間くらいから
学習場所:自宅
学習方法:参考書1冊

攻略法

本試験は1級と2級があり、自分が受験したのは難易度の低い2級です。とはいえ結構マイナーな資格なので過去問なども出回っていないため、参考書による学習以外に選択肢はなかったです。
Web過去問であれば業務中にこっそり解くこともできたのですが、大判の参考書なので自宅での学習を余儀なくされました…

参考書

参考書は公式テキストにも指定されている下記一択ですね。

自分はこの1冊を流し読みした程度です。
"モバイルシステム技術検定"とは言いますがモバイル開発特有の知識だけでなく、下記のような基本的な知識も問われます。
・ソフトウェア開発手法
・ネットワーク、プロトコル等の基礎知識(基本情報レベル)
・電波工学

上2つは日々の業務で身に付いていましたし、3つ目も大学時代に電子工学を専攻していたので、気にするのはモバイル開発特有の手法や用語を覚える、という状態だったのでで学習は非常に楽でした。あとは"何となくスマホ触ってりゃ分かる"ようなこともあると思います。
自分が受験した時はなかったですが、今受験するとしたら"5G"がキーワードになりますかね…

合格してみて

基本情報に合格していればまず楽勝の問題ですので、この程度の努力で報奨金がもらえるなら安いもんだ、という感じでした。
スキルアップに繋がるとは言い難いですが、合格報奨金などがある企業の方は受けてみても良いかもしれません。

余談

参考書はバカ高いのですが、弊社の資格受験の制度を利用して会社の補助金で購入しており、合格後、ヤフオクに出品してそこそこの値段で落札され、シンプルな利益を生み出しております…
落札額だけでなく、購入時にAmazon楽天を利用していればストアのポイントも貯まりますし、貧乏性の自分には馬鹿にできない収入源です…